banner

単身赴任の是非とは

私の父もかつて単身赴任をした。
子供ごころに寂しかったのを覚えている。
家族の為に一人で別の土地に行き仕事に取り組む。
家族を呼ぶまでの暫定期間であればまだ我慢もできるだろう。
しかし、数年に渡るものとなれば話は別だ。
単身赴任者が現地妻を持ってしまうなどの話を良く聞く。
人とは、寂しさに弱い生き物だとつくづく感じる。
家族の為に出世して少しでも収入を良くする為に会社の命じる転勤を受け入れる。
そして、家族が一緒に行けない場合に単身赴任が発生する。
悲しいものだ。
私も全国一円に転勤のある会社に在籍していた事がある。
単身赴任者は皆、一様に酒好きが多かった。
いや、酒が好きなのではないのだ。
人と触れあっていられる時間が欲しいのだろう。
そして、単身赴任者は出世が早かった。
会社の為に家族をも犠牲にした事が評価されたのだろうか。
直属の上司が単身赴任者だと苦労が増える。
日曜や祝日の午後にグループの会議を開催し、そのまま懇親会となる。
欠席を申し出ようものなら、年に数回の事になぜ協力できないのかを強く言われる。
自分の将来を考えて嫌々ながら出席するのだ。
後に、私はその会社を退職した。
今は同業種の会社に籍を置き、一応は管理職者となった。
過去の経験からではないが、私は部下に休日出社をさせない。
平日も少なくとも19時までには退社させるよう指示している。
独身者であっても、プライベートの充実は大切であるし家族の有るものには家族を大切にして欲しいからだ。
不景気が叫ばれ続ける中ではあるが、仕事は集中して行えば良い。
何とか、次の世代には単身赴任が美徳であると言うような風習は無くなって欲しいものだと思う

Copyright(c) 2012-2013 http://www.acarmatbaa.net/